ミャンマーに初めて行く方は、ミャンマーの治安は大丈夫なのかどうか不安になることがあるかと存じます。
ミャンマーの治安の1つの指標として、外務省海外安全ホームページでは、ミャンマー全域がレベル1(十分注意)からレベル3(渡航中止勧告)との記載があります。
出典:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_018.html#ad-image-0
しかしながら、ヤンゴンの在住経験から個人的に治安は良いのかどうか、簡単に説明させていただきます。
*個人的見解となるため、温かい目でご覧いただけますと幸いです。
1、野犬に注意
ヤンゴンは他の東南アジア(ベトナム、フィリピン、タイ)の大都市と比べると特に野犬が多いと感じることが多くあります。
日中は道のいたるところで野犬が寝ています。
彼らは夜行性ですので、踏んづけたりすることがなければ、噛まれる心配はありません。
しかしながら、夜になると街中を徘徊し始め、犬同士の縄張り争いなどで、噛まれてしまう危険性があります。
私の友人から、襲われそうになったという話を伺ったことがあります。
*野犬ですので、噛まれると狂犬病を発症してしまう危険性がかなり高いので、注意が必要です。
夜中、あまり出歩かなければ、いたずらに恐れることはないかと思います!
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2、スリの注意
ヤンゴンの一部で、スリが多発する場所があります。
東南アジアでは一般的ではありますが、人混みが多いマーケットやお店が立ち並ぶところに行くときには、あまり多くの現金や貴重品は持ち歩かないようにしましょう!
しかしながら、東南アジアの国の中で比べますと、スリの数は多くないような気がします。
私の友人は飲んだくれて、道の真ん中で夜中寝ていましたが、朝起きた後、何も盗られてはいませんでした。笑
ミャンマー国民の約9割が仏教徒だということもあり、悪いことをすると罰が当たるという考えが染みついているように感じます。
*しかし、ミャンマーにいるのはミャンマー人だけではないので、注意するにこしたことはありません!!
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3、銃でおどされないか
銃は容認されていないことから、ミャンマーのマフィアなどでない限り一般的に銃を携帯している人はいません。
このため、あまり恐れることはないかと思います。
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4、喧嘩
ミャンマー人は、穏やかな性格の方が多いため、喧嘩をするところはあまり拝見しません。
しかしながら、ミャンマーの水かけ祭りの時期(4月の中旬頃)には、多くのミャンマー人がお酒を飲みます。
このため、夜中になると、場所によっては喧嘩が勃発しています。
私も実際に拝見したことがあります。
水かけ祭り中は、スーパーやレストランの多くが閉まるので、ミャンマーの一般的な観光を楽しみたいのなら、水かけ祭り中の観光はお勧めいたしません。
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5、ロヒンギャ問題
ロヒンギャ問題でミャンマーに旅行に行くのは危ないと感じている方は多いのではないでしょうか。
しかしながら、ロヒンギャ問題が起こっているのはバングラディッシュとの国境の一部(ラカイン州の一部)で発生していることから、その場所へ近づかなければ、何の問題もありません。
ヤンゴン、バガン、マンダレー、インレーの主要都市の観光でしたら、何の問題もないので、心配ありません。(2020年6月現在)
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色々と不安要素を記載していきましたが、結論、他の東南アジアよりも全体的に見ても治安は悪くないと言えるかと存じます。東南アジアの中では良い方かと思います。
私は個人的にタイでスリにあったことがありますが、ミャンマーに3年住んでいてもスリには一度もあっていません。
夜中あまり出歩かなければ、危険な目にあうことはないかと思います。
また、田舎に行けば行くほど、心優しい人が多いので、スリにも合いにくいかと思います。
(有名な観光地は除く。)
是非とも安心して、一度ミャンマーへ足を運んでみて下さいませ!
本記事が、少しでも皆様にとって有益な情報となることを祈っております。☆彡